カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2024/05/06 15:24
【価格変更はどのように行えば良いの?解説します!】
Aさん
売却中の物件の価格を変更する時に気をつけておくことはありますか?
不動産売却プロ
まずは依頼されている不動産会社が
しっかりと営業活動を行っているかを確認する必要があります。
しっかりと営業活動を行った上で、お問い合わせやご案内の件数が少なければ
価格を下げるという判断になりますので、
むやみに価格を下げるということをしないように気をつけていただきたいです。
Aさん
一般的に営業活動はどれくらいで一通りのことができるのですか?
不動産売却プロ
概ね1ヶ月です。
ポータルサイトに掲載し不動産を探している方に直接アピールしたり、
レインズという不動産会社が見れるサイトへ掲載し、
他の不動産会社を通じて探している方にご紹介されます。
もちろん自社にご登録いただいているお客様へご紹介しますし、
チラシでも広告活動をする会社もあります。
それらが一定範囲まで告知できるのに1ヶ月くらいかかります。
Aさん
値下げをする場合はどのくらい下げるのですか?
不動産売却プロ
例えば2000万円の査定額に対して2280万円で売却スタートした場合、
1ヶ月間売却活動をした結果、ご案内の数など買主候補の引き合いが想定より
少なければ概ね5%の100万円値下げすることを提案します。
Aさん
結構大きく値下げするんですね。
不動産売却プロ
たしかに大きく値下げすることになりますが、
最終的に価格交渉が入ることも多いですので、
その幅よりも大きく下げないとインパクトが弱く、
例えば50万円の値下げでは引き合いにも変化があまりありません。
Aさん
改善されなければ意味がないんですよね。
不動産売却プロ
そうなんです。
その後さらに50万円下げて合計100万円の値下げをしたことになっても、
市場の中では2230万円の物件が2180万円になったと認識されましたので、効果が薄いです。
Aさん
なるほど。だから最初から5%の提案なんですね。
不動産売却プロ
もちろんできるだけ高く売却できるように勧めているのですが、
そのために大きく値下げをするんです。
Aさん
1ヶ月で5%下げて、その後も売れなかった場合はさらに値下げするんですか?
不動産売却プロ
そのように提案することが多いです。
その時期になると元々の査定金額を忘れてしまいがちなのですが、
査定金額ぐらいまで下げることを提案します。
Aさん
たしかに私も今すでに査定金額を忘れていました。
不動産売却プロ
今お伝えしたのは一例にすぎませんし、
もちろん売主様のご都合もそれぞれありますので柔軟に対応させていただきますが、
ひとつご注意していただきたいことがあるんです。
Aさん
どういったことですか?
不動産売却プロ
売却の担当者は無意味に値下げを提案しているわけではないというところです。
安く売ろうとしているのではないかと思われたりするのですが、
お気持ちはわかりますが、売却を担当している不動産会社はできるだけ高く
売却できるように努力をし、それでも売却ができなかった場合に
値下げの提案をさせていただいているんです。
Aさん
高く売れた方が仲介手数料も入りますもんね。
不動産売却プロ
たしかにそうかもしれませんが、
一番は売却を任せていただいたという責任がありますので。
査定金額に対して10%を上乗せした場合、
値下げのタイミングとしては1ヶ月ごとに提案させていただき、
概ね5%ほどが目安ということ、できるだけ高値で売却するために
努力したうえでのご提案ということです。
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