カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2024/05/22 13:33
【実測清算取引とは何ですか?解説します!】
Aさん
土地の取引を行うときに、測量した面積と登記簿が異なるケースはありますか?
不動産売却プロ
程度の差はありますが、異なることはあります。
Aさん
平米単価や坪単価で価格を決めていたのに、単価は変わりませんか?
不動産売却プロ
単価は変わります。公募取引と言って登記簿面積に基づいて取引を行う場合、
登記簿面積より実際の面積が大きくなると単価は下がりますし、
小さければ単価は上がります。
Aさん
売主側にも買主側にも有利や不利になったりしますね。
不動産売却プロ
そういった場合には、公募取引ではなく実測清算取引とすることがあります。
Aさん
実測清算取引はどの様な取引ですか?
不動産売却プロ
例えば、公募面積100平米の土地を1000万円で売買するとします。
平米単価は10万円です。
公募取引の場合は実際の測量の結果、
土地の面積が90平米になっても110平米になっても
売買代金は1000万円であり、平米単価が上がったり下がったりします。
これに対して、実測清算取引は生産の基準となる面積と単価を決めておきます。
生産基準となる面積は100平米で平米単価は10万円となり、
1000万円の売買となります。
売買契約後に測量して仮に110平米になった場合は
「110平米」×「平米単価10万円」=1100万円
90平米になった場合には
「90平米」×「平米単価10万円」=900万円
の売買代金となります。
Aさん
実測清算はどちらにも平等な条件ですね。
不動産売却プロ
ただしメリットだけでなく注意も必要です。
予想以上に大きくなった場合などは、買主様の資金計画に影響が出ることがあります。
測量を行うので引き渡しまでに時間がかかる場合があります。
長引くと相場が変わってしまうリスクもあります。
Aさん
たしかにそうですね。
不動産売却プロ
その土地の状況によってどちらが最適なのかは違いますので、
どちらの取引を行う方がいいのか不動産会社の担当者に相談されるのが良いかと思います。
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